Victory FX(ビクトリーFX)とは?
Victory FX(ビクトリーFX) は、
メタトレーダーを使い、FXを24時間自動で売買するシステムです。
ギャンブル性が強く、危険と言われる手法
ナンピン・マーチンゲールを使って運用するソフトです。
なぜ、ナンピン・マーチンゲールが危険と言われるのでしょう?
ナンピンとは?
エントリーしたポジションが想定よりも逆に動いた場合、
同じ方向にエントリーを追加する手法です。
【例えば・・・】
『買い』でエントリーしたのに、値段がどんどん下がっていった時に
諦めて損切りをするのではなく、同じ「買い」のエントリーをします。
そして、マーチンゲールとは、
追加でエントリーするときに、ロットを増やしていく手法です。
0.01ロットでスタートした時なら、0.02ロットで、という感じです。
そして、これらのエントリーは、
相場が反転して来るまで、ずっと含み損となります。
しかし、いざ相場が反転して上に向いた時、
0.01+0.02=0.03ロットのトータルで利益が出る時点で決済します。
0.01ロット⇒-100pips
0.03ロット⇒+60pips×2=120pips
これを合計すると、(-100+120=+20pips)となりますね(^_^)
たとえ最初にエントリーしたポジションが、読みを外して含み損となっても、
次回以降のエントリーがプラスにしてくれるという手法です。
ただ、この手法には欠点が有ります。
ロットがどんどん増えるので、資金の余裕が無いと、
エントリーしたくても「資金不足のため」エントリーが出来ず
そこまでの含み損が全て損切りとなってしまいかねない。
一方的に上がり続けたり、下がり続けたりする相場が想定よりも長く続いた場合、
いくらエントリーを増やしてもプラスに戻らない事も考えられる。
いかがですか?
怖いですね(>_<)
この様な事が可能性として有ります。
しかも、実際にこの様な結果を招いた、
出来の悪いソフトも沢山有ったようです。
つまり、この「ナンピン・マーチンゲール」手法を使うソフトは
よほどのしっかりとした仕組みを持っていないと
破綻してしまう可能性が有ると言うことで
危険と言われているんですね。
これを回避するためには?
まず、急激に、長期的かつ一方的に動くような可能性が有る通貨ペアを選ばないこと。
そして、追加でエントリーする幅やロット数を厳密にコントロールすること。
などが必要ではないでしょうか?
そして、
過去のデータを元にしたテストで一度も破綻していないこと。
また、それを上回るような値動きにも対応できること。
こういったことも必要となりますね。
その点では、このビクトリーFXは、過去10年のテストで全く負け無し。
しかも、マーチンゲールの回数に余裕を残したまま勝ち続けたという事実が有ります。
また、2010年後半からのフォワードテストでも
一度も負けていない、と言うことが上げられます。
この2010年後半というのがミソですね^^
覚えていらっしゃいますでしょうか?
2010年9月15日
日銀が大規模な為替介入を行いました。
しかも、サプライズで。
これにより、一時82円近辺まで進んでいた円高が
一気に85円近くまで急騰しました。
この時、多くの自動売買ソフトが
読みを外して大きな損失を出したのですが、
この時でも負けなかった、と言うことですね。
信頼性の高さが伺えます^^
しかし、それでも万全ではありません。
想像を超えるような急な値動きが
絶対無いとは言い切れません。
そこで、このシステムでは
ある一定のラインを超えてナンピン・マーチンゲールを収束できない場合
強制的に全てのエントリーを決済して損切りするようになっています。
(そのラインは調整が可能)
万が一そのような事態になった場合は大きく資産が減ってしまいますが
何も手を加えずに資金全部が無くなってしまうよりも
早めに手を下して、その損失を取り返す新しいトレードに切り替える
というシステムですね。
前向きな損失、と言うところでしょうか(^^ゞ
ですが、
過去10年以上にわたって、一回もそのような事態には至っていないようです^^
なお、使用通貨ペアは、
ドル/円
ドル/スイスフラン
ユーロ/ドルとなっています。
これらの通貨ペアは、いわゆるメジャー通貨と呼ばれ
世界中で沢山のトレーダーが愛用しています。
ですので、破綻に向かうような危険な動きを
あらかじめシステムに組み込むことが出来ると言う事でしょうね。
このビクトリーFXでは、これらの通貨ペア3つを使い、
3000ドル以上の資金で運用することを推奨しています。
これより多い資金なら、より安全が増しますが、
これ以下の資金で運用するとリスクはとても大きくなります。
どんな優秀なEAでも、万能は有り得ませんので十分ご注意下さい。
なお、証券会社は、FXDDに
新規開設して運用することが必要です。
すでに口座をお持ちの場合は追加口座の開設が必要となります。
3つのEAがもらえます。
これまでご紹介した「ビクトリーFX」は、実はその第一弾、なんですね(^^ゞ
実は、このソフトを購入されますと、さらに後2つのEAが付いてきます。
【TypeⅡ】:ドル円専用マーチンゲール
(資金が10000ドル以上必須)
【TypeⅢ】:10通貨対応・早朝スキャルピング
さらに、運用を続けていると、
どんどん追加で通貨ペアが提供されます。
大変お得な感じがしますが
その分、資金が必要になってきますので
無料で手に入るからと言って、
どんどんシステムだけを追加して行くと
あっという間に資金不足になるかもしれませんので
必要なものと不要なものを
ちゃんと見極めて、的確に運用する必要が有りますね(^_^)
誘惑に負けてはいけません(^^ゞ
『Victory FX(ビクトリーFX)』の注意点
タイプ1に関しては、2010年まで、実運用も含めて負け無しというのが
最大の売り文句となっていましたが
実は2011年からは、指定ブローカーFXDDの表示桁数が変更になりました。
それまでは、ドル円の場合、80.55円だったのが
2011年からは、80.555円という具合に、一桁増えたんですね。
桁数が増えると言う事は、
それだけ動きが細かく激しくなると言う事ですので
システムとしても、調整が必要になってくると思います。
今の所、調整をしながら販売を継続しておられますので
昨年までのパフォーマンスが、そのまま再現されているか?
というと少々疑問が残ります。
数ヶ月実運用を続けていましたが、
昨年までのパフォーマンスの半分程度にも満たない実績でした。
今後調整を加えて行かれると思いますが
過去の実績をそのまま再現出来るかどうか?
というのは未知数、と言って良いと思います。
また、ナンピンの幅と回数が特定できません。
どれくらい逆行したら、次のナンピンが出てくるのか?
というのは、臨機応変というかフレキシブルなので
単純には読めません。
また、回数は、パラメーターの設定によりますが
最大で5段目までしか発動しませんので
その幅を超えてもまだ戻ってこないときには
上記の通り、資金に対する割合(初期状態では30%)で
強制的に損切りとなります。
例えば、1万ドルで運用している時であれば
3000ドルの含み損が出来たら、
全てのポジションを決済します。
一旦全部を決済してしまってから
新たな戦いを挑むという仕組みですが
3000ドルを取り返すのは容易ではありません(^^ゞ
なので、つい強制ロスカットの幅を30よりも大きくしてしまいがちですが
そうなると、本当に値が戻るまではナンピン状態の大きな含み損を
ずっと保有し続ける事になります。
これが、1つの通貨ペアだけで発生すればまだマシですが
複数通貨ペアで動じ運用をしている時に
それらが同時に同じ様な状況にハマってしまったら大変です。
ですので、安全に運用していくためにも、
複数通貨での運用時には、資金をその倍数分投入した方が安全と言えると思います。
通貨ペアを3つであれば、
最低運用資金×3倍というのを1つの基準にされても良いかもしれません(^^ゞ
あと、最後にもう一つの注意点ですが
販売ページで公開されているフォワードテストを
アテにされると思うのですが
あれは、ロットをかなり大きく設定してあります。
標準の推奨設定値は0.01ロットなのにも関わらず、
1.0ロットでの成績を公開しておられますので
100倍の損益となっていると言う事ですね。
実際の運用をイメージされるには、
公開されている数値の1/100を目安にお考え頂いた方が確実かと思います(^^ゞ
100倍って言えば、資金は30万ドル、または3000万円以上ですからね(^^ゞ
『Victory FX(ビクトリーFX)』はこちらからどうぞ