Hyper Click FXのレビュー
Hyper Click FXは、
メタトレーダー(MT4)を使い、FXを自動で売買するEA(ExpertAdviser)を、
手動でしかトレード出来ない、国内証券会社で、自動的に売買させるためのツールです。
MT4では、どうしてもスプレッドが広いところが大半で、
狭いところでは、トレードごとに手数料がかかったりして、
結局、スプレッドや手数料の分、負けてしまう(>_<)
という事が往々にして有り得ました。
一方、国内業者では、
MT4が使えない代わりに、極端に狭いスプレッドが売りになっていることが多いので
その差を、丸ごと利益に変えてしまおう、というコンセプトですね。
ちなみに、どこの業者でも対応は出来るのですが、
GMOクリック証券とか、ヒロセ通商などの、
スプレッドが狭く、約定がしっかりしたところが良いとなっています。
最初の設定も、このあたりの業者を想定していますね。
基本的に、今お使いのEAを使うことも出来ますが、
一応、最初からEAも付いていまして、
この付属EAをFXDDデモ口座などで使い、
そのシグナルを国内証券会社へコピーするということが、
購入後、すぐに出来る様になってます。
もちろん、今お持ちのEAを使い、
そのデータを使って自動売買させることも可能です。
例えば・・・
1回の利益確定が数pipsを狙うEAなのに、
使っているブローカーのスプレッドが広いために、
逆にそのスプレッド数pips分、負ける事が多い(>_<)
とか
デモ口座だとむちゃくちゃ成績が良いのに、
リアル口座に切り替えると、スプレッドが広がったり、
スリップしたりして全然勝てない、
というEAをお使いの方であれば、
相当なメリットが得られるのでは無いでしょうか?(^_^)
また、海外業者で運用すること自体に、
不安や抵抗をお持ちの方も多いと思いますので、
コレを使うことで回避できることもあるでしょうね(^_^)
Hyper Click FXの仕組み
Hyper Click FXは、
MT4で発生したトレードを、そっくりそのまま国内証券会社へコピーするものですが、
具体的には、こういう感じのトレード画面を開いておいて、
人間がクリックするのと、全く同じように、
注文・決済などを自動的にクリックするという仕組みです。
なお、このソフトはマクロを使いますので、MicrosoftExcelが必須となります。
※互換ソフトでは動作しないようです。
つまり、どこを押したらどうなるか?
と言うのをプログラミングして、
その通りにポチポチとクリックしてくれる、
というソフトなんですね(^_^)
最初、いくつかの国内業者に対応したプログラムは付属していますが
画面が変更になることも有るでしょうし、
パソコンによっても、若干場所が違うこともあるかもしれません。
また、他の業者で使いたい、という事も出てくるでしょう。
そう言う時のために、
ちゃんとユーザー側で細かく調整できる仕組みにもなっていますので、
非常に汎用性が高いと言えますね(^_^)
Hyper Click FXの条件と注意点
この様に、素晴らしいコンセプトの商品ですが、
いくつか、使うための条件と注意点が有ります。
【条件】
専用のパソコンが必須。
このソフトは、お手持ちのパソコンを一台占有します。
トレード中は、マウス操作をトレードが支配しますので
他の作業が、事実上出来ません(>_<)
パソコンを他の用途にも使うのであれば、
もう一台別に必要になりますね(^^ゞ
そのパソコンはトレード中、電源を入れっぱなし。
上記の通り、パソコンを占有しますし、
トレード中は常にパソコンの電源をオンにしておく必要があります。
その間、電気代もかかりますし、
パソコン自体も消耗していくことになりますね(^^ゞ
そのパソコンにはMicrosoftExcelが必須。
このソフトは、MicrosoftExcel上で動作する、
マクロというプログラムなので、
単独では動作しません。
従いまして、絶対にMicrosoftExcelは必要なのですが、
最近は「互換性のあるソフト」というのが
無料から安価なものまで多数存在していますが、
それらの互換ソフトでは動作しないという事です(>_<)
【注意点】
VPSも使えますが・・・
パソコンを占有されては困るので、
VPS等でも使いたい!というお声もあると思いますが、
VPSでも、一応は使えることになっています(^^ゞ
その場合、VPSにMicrosoftExcelをインストールして、
そのVPS上で、国内証券会社にログインしてトレード出来ます。
ですが、これ、
使えるとは言っても、
VPSにつないだ状態で、
電源を入れっぱなしにしておくパソコンが必要です(>_<)
あくまで処理を分散するだけで、役割を分散出来る訳では有りません。
MT4の自動売買みたいに、
一度設定したら、後はほったらかし、と言う訳には行かないです。
つまり、パソコンを2台動かしているのと、ほとんど変わらないという事ですね。
ナンピンするEAはダメです。
このシステムでは、
注文⇒決済、注文⇒決済、
という流れでトレードしていきます。
基本的に、ポジションは1通貨あたり1つという事ですね。
従いまして、ナンピンや、ピラミッディングなど、
注文、注文、注文⇒全決済
というEAは、正常に動作しません。
単一ポジションを複数通貨で保有する、
スキャルピングソフトなどが向いていますね(^_^)
通貨ペアも3つまでです。
同時にコントロール出来る通貨ペアは、
ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円の
3通貨のみとなっています。
これは、仕様なのでやむを得ないですね(^^ゞ
という事なので、
使うEAも、この3つの通貨ペアを使うもの、という事に限られてきます。
モラルの問題です。
仕組み上、シグナル送信用のMT4でトレードするEAは、デモ版でも問題無いです。
従いまして、購入した商品では無く、無料で配布しているようなデモ専用EAでも
この仕組みを使えば、リアル運用できてしまいます。
これは、EAの販売者さんにとっては、利益を奪う行為とも言えますので、
モラル上は、ちゃんと正規に購入したEAをコピートレードするのがスジだと私は考えます。
Hyper Click FXについてはこちら。
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